ド田舎でも勝てる

埼玉県秩父市という自然豊かな田舎町

埼玉県秩父市・・・

地域人口5000人台×人口ピラミッドは高齢層の多いド田舎のエリア

面積は埼玉県で一番広いが、人口密度は圧倒的に低く、山など自然が非常に多い。

でも、そんな地域でも急成長を遂げる・・・

歯止めの効かない右肩下がり

元々東京チャンピオンの父親の背景もあり、昔はお客様で溢れていた実家の店舗。
しかしそんな実家の店舗も時が経つにつれて段々と減少の一途。

ピーク時と比較して、85%の売り上げがなくなりました。

原因は明確・・・いわゆる職人であり、髪を切る作業をするお店。
ヘアスタイルの研究や練習、あるいは時代のトレンドを取り入れることもせず、
合わせて低価格のヘアサロンが出店したことで、
髪を短くすればいいというお客様をはじめ、多くのお客様が来なくなりました・・・


ただこの頃には、私たち兄弟も成人し、もはや両親二人が最低限生きていく分だけの
売上があれば問題はありません。

自宅兼店舗で、土地もご先祖様から受け継いだ場所。
いわゆるテナント代などのランニングコストもなく、
貯金も切り崩しながら、ただただ毎日を過ごしていました。

決意と分析とブランディング

もろんのこと、このままでは両親が仕事をすることが
できなくなった時には廃業することになるでしょう。

こんな売り上げのお店では妻子を連れて地元に戻ることなど
たとえ長男でも妻に言えることもできませんでした。

歴史としては明治創業、100年を超える理容室でしたので
このまま廃業するのは自分達を育ててくれたお客様にも
申し訳ない一心で立て直すことを決意しました。

2015年、私がまず最初に行ったのは

「分析」

地域の年齢層や商圏内の同業他社の分析。
そして提供する両親の強み

そして、次の行うのは

「ブランディング」

いわゆる店舗づくりです。

・店舗コンセプト
・サービス内容
・ターゲット
・地域の特徴と競合店との差別化
・情報の発信

様々な分析から、今店舗はどうなっているか?
そして、何をすべきか?

ガムシャラにやるのではなく、
データや情報を整理しながら
コンセプトに合わせた店舗内の改装も複数回行うなど含むて
地道にコツコツと改善をしていきました。

V字回復

すると徐々に増えてきたお客様。
上がってきた客単価。

街に出ると実家の店舗の噂も聞くようになりました。

結果が出てくると楽しくなります。

そして自信に繋がり、新しいことにも積極的にチャレンジして、ワクワクする日々。

来店周期も早まり、来店時に次回予約まで。
ほとんど0円だった店販もどんどん売れるようになり、技術以外での売り上げも。

以前はほぼゼロだった女性のお客様や、割合として非常に少なかった若いお客様も来店されるようになりました。

ガラガラだった店内が予約でいっぱい。
当日予約では入れないことも多くなりました。

アナタの街でも伸ばせる可能性

今回の事例は決して恵まれた環境ではありません。

地域規模5000人ほどのド田舎。
人口割合も圧倒的高齢者が多い。
両親は70代と60代の高齢者。

国道に面してはいるものの、田舎の国道、
交通量も少なく、歩道を歩いている人は一日数十人。

こんな環境でも都内に比べたら不利かもしれませんが、できなくはないのです。
理容経営ができれば、どんどん成長していくでしょう。

この素晴らしき理容という職業を選んだアナタに、もっと理容師をやっていて良かったと感じていただきたい。

大切なことはあなたが持っている武器を

どう演出し、どう届けるか?です。

それを一緒に考えませんか?

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